「FXの自動売買(EA)っていっぱいあるけど、どうやって選べばいいのかな・・・」
「具体的にどのEAがおすすめかを知りたいんだけど・・・」
「自動売買って勝率が高い方がいいんでしょ?」
前回は、自動売買(EA)を始めるにあたっての、メリットやデメリット、おすすめの海外FX業者などをご紹介しました。
実践編となる今回は、数あるEAの中から実際にどうやって優秀なEAを選べばいいのかを解説していきます。
現役トレーダーおすすめのEA5選も紹介しているので、ぜひ最後までお見逃しなく!
↓前回の記事はこちら↓
「FXの自動売買に興味があるけど、始め方がよくわからないな…」 「自動売買プログラムを使うメリットとデメリットは?」 「FXで自動売買するならどのFX業者を使うのがいいんだろう?」 上級者のイメージが強いF …
FXの自動売買(EA)で大損しないために!選び方のポイント
自動売買(EA)を利用すれば、トレードが自動で行われるため初心者でも簡単に儲けることが可能です。
しかし、儲けるためにはEA選びを念入りに行わなくてはいけません。
FXにおける優秀なEAとは、「安定して利益を積み上げられる可能性が高いもの」と言えるでしょう。
優秀なEAを選ぶには主に以下の8つの点を重視する必要があります。
1.損益のグラフが右肩上がりになっている
2.バックテストの期間が5年以上ある
3.PF(プロフィットファクター)が1.20以上ある
4.最大DD(ドローダウン)が自分の許容範囲内
5.総取引数が500回以上ある
6.ストップロスが適切な値で設定されている
7.バックテストとフォワードテストの両方で成績を確認する
8.戦略的かつ計画的であれば「ナンピン」は有効
今回は数多くのEAを取りそろえている国内サイト「ゴゴジャン(GogoJungle)」をベースにお話を進めていきます。
ゴゴジャンでは、それぞれのEAの特徴を日本語で分かりやすく紹介しています。
1.損益のグラフが右肩上がりになっている
まずは、損益のグラフが右肩上がりになっているか必ず確認しましょう。
なぜなら、山や谷が少ない右肩上がりの成績をあげているEAは、将来的にも安定した運用を行える可能性が高いからです。
EAを販売するサイトでは、基本的に損益のグラフが表示されているはずです。
損益のグラフが右肩上がりになっているか、大きな谷になっている時期が無いかについてはEAの運用を開始する前に最低限チェックしておきましょう。
2.バックテストの期間が5年以上ある
バックテストの期間は、最低でも5年以上欲しいところです。
というのも、様々な相場環境でのトレード結果を確認しておきたいからです。
例えば、アベノミクスやトランプ大統領当選といった、相場環境が大きく変化した時にも勝てていたことを確認できれば、今後の運用についての信頼性も増すことになります。
そのため、バックテストの期間は最低でも5年、できれば10年以上の期間が望ましいと言えます。
3.PF(プロフィットファクター)が1.20以上ある
EAのPF(プロフィットファクター)は、多くのトレーダーが1.20以上を基準にEAの良し悪しを判断しています。
総利益と総損失の比率を表したもの
プロフィットファクター=総利益÷総損失
計算式から分かる通り、プロフィットファクターは「1.00が損益プラスマイナス0」の値です。
相場は常に変化していくことを考えると、EAに合わない相場が将来的には来ることになります。
そのため、多少であれば相場環境が悪くなっても損失を生まないと考えられる、利益が損失の1.2倍であるPF1.20以上はEAに求めたい成績になるのです。
4.最大DD(ドローダウン)が自分の許容範囲内
EAの最大DD(ドローダウン)が、「自分の許容範囲内」であるかも重要です。
最大DD(ドローダウン)とは
最も資産が増えた時から最も資産が減少した時までの下落額または下落率のこと
無敗のEAは基本的に存在しないため、自分がどこまで損失を受け入れられるかを考えておく必要があります。
例えば、最大DDが40%であれば、最も資産が増えた時から最大40%まで資産が減るということになり、心理的に耐えられない人も多いでしょう。
最大DDの許容範囲は10~20%までを設定しているトレーダーが多いので、優秀であると言える10%までを一つの目安にしてみるのもいいでしょう。
5.総取引数が500回以上ある
総取引数が最低500回以上あることは、EAを選ぶ上で必須であると言えます。
なぜかと言うと、取引回数が少なければ少ないほど「たまたま勝てた」という可能性が高くなってしまうからです。
残念ながら、EAの中には10年以上の長期に渡るバックテストを行っていると言っておきながら、取引回数が100回を超えていないようなEAが散見されます。
最悪の場合、意図的に取引回数を少なくしてバックテストの結果をよくしているということも考えられます。
そのため、総取引数が最低でも500回、できれば1,000回以上のEAを選ぶようにしましょう。
ただし、総取引数が多くても「複数のトレードのロジックを搭載している」EAの場合は、総取引回数を搭載しているロジックの数で割って算出した取引回数で判断するようにしてください。
6.ストップロスが適切な値で設定されている
ストップロスが適切な値で設定されていることも、EAを運用する上で重要になります。
というのも、ストップロスの幅が大きすぎたりストップロス自体が無かったりすると以下のような問題が発生しやすくなるのです。
・含み損を抱えたポジションが多くなる
・含み損を抱えた保有ポジションを決済しなければ、フォワードテストの結果が実際よりも良く見えてしまう
・保有するポジション数が決まっている場合、含み損を抱えたポジションが多くなることで、新規注文が行われなくなる
・含み損を抱えたポジションを決済したときに、急激に損益がマイナスに動いてしまう(損益のグラフに大きな谷ができる)
そのため、ストップロスが適切な値で設定されているかは、必ず確認しておきましょう。
なお、優秀なEAのストップロスの目安は、10pips〜100pips程度と言われていますが、利益確定の幅も考慮し、ストップロスの値が妥当であるかを判断しましょう。
7.バックテストとフォワードテストの両方で成績を確認する
EAを選ぶ際には、バックテストだけでなくフォワードテストも確認するようにしましょう。
「バックテストは優秀だが、フォワードテストでは損失を出し続けている」というようなパターンは珍しくありません。
フォワードテストは、デモ口座とリアル口座どちらでもよいのですが、できればリアル口座の方が実際のトレード環境を反映するため参考になります。
また、含み損のデータが公開されている場合、含み損を抱えている日数や含み損の金額が分かるため、含み損に耐えられる証拠金を用意できないので導入を見送るといった判断もできます。
バックテストだけでなくフォワードテストも確認して総合的に判断し、将来的に利益が見込めるEAを選ぶようにしましょう。
8.戦略的かつ計画的であれば「ナンピン」は有効
FXのトレードでは、戦略的かつ計画的であれば「ナンピン」は有効です。
ナンピンとは
相場の進んでいる方向とは逆のポジションを持っている時に、逆のポジションをさらに追加して平均コストを下げる取引方法
(例)1ドル110円のときに1ロット買い、1ドル100円の時に1ロットを追加で買う→保有ポジが105円2ロットと同じ
ナンピンは悪手だと言われがちな手法ではありますが、使い方次第では武器にもなります。
武器になるナンピンとは、事前にどのような状態になったらナンピンするか決めておき、計画通りに決められた回数のエントリーを行うナンピンです。
例えば、「ロット数は同じで含み損が20pipsごとに2回までナンピンを行う」といったように、ナンピンを行う際のルールを具体的に決めておくのです。
しっかりとバックテストで優位性のあるロジックを作成し、フォワードテストの結果も良好な計画性のあるナンピンを行うEAであれば運用を検討するのもよいでしょう。
FXの優秀な自動売買(EA)を比較するための3つのポイント
数あるEAの中で、気になるEAがある程度絞り込まれてきたら、以下のポイントにも注目してみましょう。
1.勝率より損益を重視する
2.EA制作者の実績を確認する
3.口コミを参考にする
1.勝率より損益を重視する
EAを選ぶ時には勝率よりも損益を重視するようにしましょう。
というのも、確かに勝率は大事なように思えますが、FXのトレードの目的は利益を出すことだからです。
例えば、勝率が90%のEAがあるとします。
勝ちトレードの平均利益が1,000円、負けトレードの平均損失が10,000円だとします。
この場合、10回トレードを行うと9回トレードに勝って9,000円を得ることができますが、1回のトレードの負けで10,000円を失うため、損益はマイナス1,000円になってしまうのです。
つまり、勝率が高くても利益が期待できるEAであるとは限らないということです。
EAを選ぶ際には勝率にはあまりこだわらず、とにかく損益を重視しましょう。
2.EA制作者の実績を確認する
EA制作者の今までの実績を確認することにより、EAの信頼性が見えてくることがあります。
なぜなら、過去にリリースしたEAの成績が全体的に良ければ、自分が運用を検討しているEAも運用する上で信頼できるからです。
例えば、制作者のブログでEAを詳しく解説していたり、EAの成績をまとめていたりすることがあるため、制作者の名前で検索をかけてみるとよいでしょう。
EAの販売サイトで制作者のリリースしたEAの成績を全体的に見ることができる場合も多いです。
EAを選ぶ際には、EA制作者の今までの経歴や実績などもチェックしておくことをおすすめします。
3.口コミを参考にする
EAはトレードスタイルや成績などだけでなく、公式サイトの口コミを参考にするのもおすすめです。
なぜかと言うと、口コミの中にはEAのメリットだけでなくデメリットも書かれていることがあるからです。
例えば、「経済指標の時間帯はトレードをしないよう設定できる」、「スプレッドが広いFX会社だと成績がかなり落ちる」など、ユーザー目線でEAのメリットやデメリットを知ることができる場合があります。
もちろん、公式サイトに信頼性があることが前提にはなりますが、実際に自分がEAを運用する上で、口コミを参考にして利益を上げたり損失を回避したりすることも可能なのです。
FXの自動売買(EA)を選ぶ際の注意点
ここまで優秀な自動売買(EA)の選び方を説明してきましたが、注意しなくてはいけない点もあります。
ダウンロードする前に、以下8つの注意点を確認しておきましょう。
1.PF(プロフィットファクター)が極端に高いEAは避ける
2.勝率が100%に近いEAは要注意
3.EAのトレードスタイルを把握する
4.EAのトレードのロジックを知っておく
5.トレードで使用するFX会社との相性をチェックする
6.一つのEAだけに頼らないようにする
7.直近の数ヵ月間において連続で負け越している月が無いか確認する
8.買いと売りの取引回数のバランスをチェックする
1.PF(プロフィットファクター)が極端に高いEAは避ける
バックテストのPFは高い方がいいですが、極端に高いEAは運用を避けた方が無難です。
なぜかというと、バックテストのPFが極端に高いEAは以下のような問題を抱えている可能性があるからです。
・カーブフィッティングを行っている
※カーブフィッティング:過去の相場データに合わせて過剰に調整すること
・含み損のあるポジションを損切りせずに塩漬けにしている
・ バックテストの期間が短い
・取引回数がそもそも少ない
もちろんバックテストの結果が良くないEAは論外ですが、例えば、「PF3.0」や「PF4.0」など結果が良すぎる場合も、EAのロジックを過去の相場のデータに合わせすぎて、実際の運用では成績を残せない傾向があります。
運用する場合は、フォワードテストで結果を残せているかを必ず確認しましょう。
2.勝率が100%に近いEAは要注意
基本的に「どのような相場が来ても100%勝てるEA」はありません。
非常に優秀なEAだったとしても、経済や政治などの環境が変化すれば相場環境も変わって成績も変動していきます。
しかし、それでも勝率が100%に近いということは、損切りをしなかったり取引回数が少ないなどの問題があることが考えられます。
そのため、勝率が100%に近いEAの運用を考える際には、何か見落としている点がないか十分にチェックする必要があります。
3.EAのトレードスタイルを把握する
EAのトレードスタイルがどういったものかは、必ず把握しておく必要があります。
なぜなら、トレードスタイルによって利益や損失のpipsが変わるため、必要証拠金もトレードスタイルに合わせて用意する必要があるからです。
例えば、スキャルピングとデイトレードでは、デイトレードの方が利益や損失が大きくなる傾向があるため、同じロット数でトレードをする場合には、デイトレードの方が必要証拠金を多く用意しなければなりません。
必要証拠金が少ない場合は、含み損に耐えきれず強制ロスカットになることもあり得ます。
EAのトレードスタイルによって、自分の用意すべき資金が変わってくることを覚えておきましょう。
4.EAのトレードのロジックを知っておく
EAのトレードのロジックを知っておけば、「今は相場が〇〇だから調子が悪くなるかも」と考えてEAを一時的にストップするなどの対応が可能です。
詳しいトレードのロジックを知ることは難しくても、「〇〇型」といったように基本的なロジックは公開されていることが多いです。
代表的なロジックの例は以下のとおりです。
トレンドフォロー:トレンドが発生した際に、押し目や戻りのポイントでトレンドに乗ることを狙う
カウンター:相場の節目となるサポートラインやレジスタンスラインで反転する値動きを狙う
ブレイクアウト:相場の節目となる高値や安値を、上抜けるまたは下抜ける値動きを狙う
朝スキャルピング(朝スキャ):日本時間の早朝に、大きな値動きが起きた後の戻りを狙う
トレードスタイルと一緒にトレードのロジックも把握しておき、EAの運用開始やストップの判断材料として使いましょう。
5.トレードで使用するFX会社との相性をチェックする
自分が実際にトレードで使用するFX会社とEAの相性をチェックしておくこともポイントです。
EAに様々なトレードスタイルがあるのと同様に、FX会社が提供する取引環境も様々で、EAとの相性があるからです。
例えば、トレードスタイルがスキャルピングのEAの場合、トレードをする通貨ペアのスプレッドが狭いか広いかによって運用成績は大きく影響を受け、全く違うものになってしまうこともあるのです。
そのため、自分が実際にトレードで使用するFX会社とEAの相性は事前にチェックする、もしくは小さなロット数でテスト運用を行うといった対応が必要になります。
6.一つのEAだけに頼らないようにする
優秀なEAを見つけて運用していたとしても、一つのEAだけに頼らないようにしましょう。
なぜなら、複数のEAを使うことにより、トレードする上でのリスクを抑えることができるからです。
複数のEAを使うということは、複数のロジックや通貨ペアを使ってトレードをすることになります。
株式投資でいう分散投資をするようなイメージです。
一つのEAのみで自動売買を行っていると、EAの調子が悪くなった時のリカバリーができません。
しかし、複数のEAを使えば一つのEAの調子が悪くなっても、他のEAによるカバーが期待できます。
7.直近の数か月間において連続で負け越している月がないか確認する
直近の数ヵ月間において連続で負け越している月が無いことも、注意しておきたいポイントです。
なぜかと言うと、直近の数ヵ月間において連続で負け越している月があるということは、EAが現在の相場環境に対応できていない可能性があるからです。
ただし、EAが調子を取り戻したことを確認できた際には、運用を開始してもよいでしょう。
8.買いと売りの取引回数のバランスをチェックする
買いと売りの取引回数のバランスは、しっかりとチェックするようにしましょう。
なぜなら、買いに特化したEAや売りに特化したEAの場合、トレンドが転換すると成績が極端に悪化することがあるからです。
例えば、買いに特化したEAを運用していると「トレンドが上昇から下降に転換した途端に損失ばかりになった」というようなことがあります。
買いに特化したEAや売りに特化したEAを同時に使ったり、トレーダーが自分自身の判断でEAを運用する時期を決めたりするなど対策を取ることは可能です。
しかし、よほどの理由が無い限りは、買いと売りのバランスがとれたEAを運用する方がいいでしょう。
FX現役トレーダーによる自動売買(EA)のおすすめ5選
ここからは、現役トレーダーである筆者がおすすめする自動売買(EA)を5つ紹介していきます。
数多くのEAを取りそろえている国内サイト「ゴゴジャン(gogojungle)」では、バックテストやフォワードテストの結果など、それぞれのEAの特徴が日本語で分かりやすく紹介されています。
EAの値段も比較的安く、1~5万円ほどのEAを幅広く取りそろえています。
どのEAも長期間にわたって安定して利益を出し続けており、将来的な利益も期待できるEAばかりです。
White Bear Z USDJPY
「White Bear Z USDJPY」は、スキャルピングで堅実に利益を積み重ねていきたい方におすすめのEAです。
なぜなら、このEAは3年間のバックテストと2014年からの長期的なフォワードテストで右肩上がりの成績をキープしているからです。
さらに、目立ったDD(ドローダウン)も無く、とても安定した成績となっています。
ただし、White Bear Z USDJPYのロジックは日本時間早朝(3時30分から8時まで)にエントリーするUSDJPYのスキャルピングであり、日本時間早朝はスプレッドが広がりやすい傾向にあるため注意が必要です。
できる限りUSDJPYのスプレッドが狭く、早朝もスプレッドが拡大しないFX会社を選ぶことをおすすめします。
リスクを抑えつつコツコツと利益を積み上げたい方は、White Bear Z USDJPYをぜひ利用してみてください。
ForexAdore
「ForexAdore」は、USDJPYでのトレンドフォローを好む方におすすめです。
というのは、相場のボラティリティに合わせて利確や損切りの幅を自動的に変更する高性能なEAだからです。
もちろん、フォワードテストの成績も良好であり、2015年からという長期に渡って右肩上がりをキープしています。
また、EAに多いスキャルピングタイプではなく、デイトレードからスイングトレードを中心としたトレードスタイルであることもポイントです。
スキャルピングタイプではないものの、作者側からは「USDJPYの平均スプレッドが1.5以下、ストップレベルが10(1pips)以下」のFX会社の利用が推奨されています。
トレンドフォローでのトレードを好む方やデイトレードやスイングトレードのEAをポートフォリオ(EAの組み合わせ)に加えたい方におすすめです。
Hornet USDJPY
「Hornet USDJPY」は、前述した「White Bear Z USDJPY」と同じく、スキャルピングで堅実に利益を積み重ねていきたい方におすすめのEAです。
なぜかと言うと、Hornet USDJPYは、5年間のバックテストと2015年からの長期的なフォワードテストで右肩上がりの成績をキープしているからです。
さらに、White Bear Z USDJPYほどではないものの目立ったDD(ドローダウン)も無く、かなり安定した成績となっています。
ただし、最大ポジション数が6と多めになっているため、国内FXではロット数を下げないとロスカットの危険性があり、海外FXでの使用が向いているEAであると言えるでしょう。
また、トレードスタイルがスキャルピングタイプのため、できる限りUSDJPYのスプレッドが狭く、早朝もスプレッドが拡大しないFX会社を選ぶようにしてください。
ドル円でコツコツと利益を積み上げたい方は、Hornet USDJPYを検討してみることをおすすめします。
RECOBA Triple Swing M5
「RECOBA Triple Swing M5」は、色々な通貨ペアをトレードすることでリスクを抑えた運用をしたい方におすすめです。
なぜなら、RECOBA Triple Swing M5は、EURJPYやGBPJPY、AUDJPYというEAでは珍しい通貨ペアを3つもトレードできるからです。
さらに、成績も16年間という超長期のバックテストと2019年からのフォワードテストで右肩上がりになっています。
また、デイトレードからスイングトレード中心のトレードスタイルでありながら、毎日のようにエントリーすることもポイントです。
ただし、MT4のGMTが冬時間は+2時間、夏時間は+3時間の口座でのみ運用可能となっているため、FX会社がMT4に導入している時間帯には注意が必要です。
他のEAがトレードの対象とする通貨ペアはEURUSDやUSDJPYが多いため、トレードの対象とする通貨ペアを分散させてリスクを抑えるという意味でRECOBA Triple Swing M5は非常に役立つはずです。
FOREX RANGE FREAK EURUSD
「FOREX RANGE FREAK EURUSD」は、EURUSDのスキャルピングからデイトレードで着実に利益を積み重ねていきたい方におすすめです。
なぜなら、FOREX RANGE FREAK EURUSDは「10年間のバックテストと2018年からの長期的なフォワードテストで右肩上がりの成績をキープ」しているからです。
もちろん、目立ったDD(ドローダウン)もありません。
ただし、成績が横ばいの期間を挟みながら右肩上がりになっているため、場合によっては利益を出し始めるまで数ヵ月待たなくてはならない可能性がある点には注意が必要です。
また、スキャルピングを行うことがあるため、できる限りEURUSDのスプレッドが狭く、早朝もスプレッドが拡大しないFX会社を選ぶようにしましょう。
EURUSDのトレードで横ばいの期間を待つ根気があり、着実に利益を積み上げたい方は、FOREX RANGE FREAK EURUSDをぜひお試しください。
まとめ
EAを利用し利益をあげるには、事前準備となるEA選びをしっかり行わなくてはいけません。
あやふやな感覚で選ぶのではなく、データをしっかりと比較し判断するようにしましょう。
また、公開されているデータが信頼できるものであるかについても考慮する必要があります。
EAのバックテストやフォワードテストの情報などをしっかりと掲載している有料EAの公式サイトであれば、基本的には信頼できるはずです。
SNSで個人が販売しているようなEAは詐欺案件が多いため、十分ご注意ください。
筆者:海外FXラボ編集部
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