
「FX以外を取引したいけどどれを取引したらいいか分からない…」
「XMでCFDを取引するメリットは?」
人気海外FX業者XMTrading(XM)ではFX通貨ペアの他にもCFD取引が可能です。
今回の記事では主にCFDとは何か、XMで取り扱っているCFD商品や取引時間、レバレッジなどの取引条件について解説していきます。

CFDを取引する際の注意点やおすすめCFD商品も紹介していきます。
CFD取引(差金決済取引)とは?
CFDとはContract For Differenceの略称で、差金決済取引のこと。
商品の受け渡しをせずに、動いた分の価格(差額)だけを決済する。
CFDは証拠金を預けレバレッジをかけて取引するので、広い範囲で見たらFXもCFD取引の一つと言えます。
しかし一般的には外国為替をFX、株価指数や債券などをCFDと呼んでいます。
CFD取引の現物と先物
CFD取引は現物と先物と言った2種類の取引方法に分かれています。
現物取引とは、商品を現在の価格で決済する取引。
限月がないため長期間保有することができる。
先物取引
先物取引とは、商品の将来の価格を約束し、決済時に発生した差額を受渡する取引。
前もって価格を約束できるので、価格の変動リスクを回避することができる。
多くのCFD商品は先物取引で取引され、XMでは株式指数のみ現物取引が可能です。
現物と先物は異なる点が多いので、以下の表に簡単にまとめてみました。
▼現物と先物の大まかな違い
表記 | スプレッド | 期限の有無 | スワップ | 配当金 | |
---|---|---|---|---|---|
現物 | 銘柄+Cash 例:US30Cash | 狭い | なし | あり | あり |
先物 | 銘柄+MMMDD 例:US30-MAR22 | 広い | あり | なし | なし |
表内には記載していませんが、現物と先物ではレートも異なります。
現物のレートは現時点での価格を反映しており、先物のレートは3ヶ月先の価格を反映しています。

株価指数を取引する際は現物と先物の違いを理解しておきましょう。
先物取引の限月
限月とは先物取引における期限の満了月を指します。
先物取引のポジションは満期日まで保有できますが、満期日になれば必ず決済しなくてはいけません。
しかし、もし途中で決済したい場合はその時点までの差金決済が可能です。
限月、満期日はXM公式サイトの商品ページ内にある有効な取引欄から確認することができます。
コモディティ(商品) / 株式指数 / 貴金属 / エネルギー
CFD取引の仕組み
CFD取引ではFX同様、買いからだけでなく売りから入ることも可能です。
買いポジションは市場価格が上がると利益を得ることができます。
保有している買いポジションよりも価格が上がった時点で決済すると利益が生まれます。
売りポジションの場合
売りポジションは市場価格が下がると利益を得ることができます。
保有している売りポジションよりも価格が下がった時点で決済すると利益が生まれます。

差額を決済するので、エントリー価格と決済する価格で損益が左右されます。
例えば、ゴールドの価格がこれから上がると予想して買いを入れた後、実際に上がった場合は利益になります。
しかし、反対に下がってしまった場合は損失となります。
売りも同じく、価格がこれから下がると予想して売りを入れた後、実際に下がると利益になり、上がると損失になります。
XMTrading(XM)の取り扱いCFD商品
XMで扱っているCFD商品は大きく5つのジャンルに分けられます。
合計すると全部で72種類にもなります。
これは他の海外FX業者と比べてもかなり多く、XMの魅力の一つでもあります。

ここからは各商品を簡単に解説していきます。
仮想通貨CFD
仮想通貨とは別名暗号資産とも呼ばれ、インターネット上でやりとりされる電子データ資産のことです。
XMでは2019年10月よりボラティリティの高さから仮想通貨の取り扱いを停止していましたが、2022年5月から取り扱いを再開することとなりました。
現時点で全27通貨、31種類の通貨ペアを取引することができます。
▼XMで取り扱っている仮想通貨CFDペア一覧
シンボル | 内容 | 日本語 |
---|---|---|
AAVEUSD | Aave vs US Dollar | アーベ vs 米ドル |
ADAUSD | Cardano vs US Dollar | カルダノ vs 米ドル |
ALGOUSD | Algorand vs US Dollar | アルゴランド vs 米ドル |
AVAXUSD | Avalanche vs US Dollar | アヴァランチ vs 米ドル |
AXSUSD | Axie infinity vs US Dollar | アクシーインフィニティ vs 米ドル |
BATUSD | Basic Attention Token vs US Dollar | ベーシックアテンショントークン vs 米ドル |
BCHUSD | Bitcoin Cash vs US Dollar | ビットコインキャッシュ vs 米ドル |
BTCEUR | Bitcoin vs Euro | ビットコイン vs ユーロ |
BTCGBP | Bitcoin vs British Pound | ビットコイン vs ポンド |
BTCUSD | Bitcoin vs US Dollar | ビットコイン vs 米ドル |
COMPUSD | Compound vs US Dollar | コンパウンド vs 米ドル |
ENJUSD | Enjin Coin vs US Dollar | エンジンコイン vs 米ドル |
ETHEUR | Ethereum vs Euro | イーサリアム vs ユーロ |
ETHGBP | Ethereum vs British Pound | イーサリアム vs ポンド |
ETHUSD | Ethereum vs US Dollar | イーサリアム vs 米ドル |
FETUSD | Fetch.ai vs US Dollar | フェッチAI vs 米ドル |
GRTUSD | The Graph vs US Dollar | グラフ vs 米ドル |
LINKUSD | Chainlink vs US Dollar | チェーンリンク vs 米ドル |
LTCUSD | Litecoin vs US Dollar | ライトコイン vs 米ドル |
MATICUSD | Polygon vs US Dollar | ポリゴン vs 米ドル |
OMGUSD | OMG Network vs US Dollar | OMGネットワーク vs 米ドル |
SKLUSD | SKALE Network vs US Dollar | SKALEネットワーク vs 米ドル |
SNXUSD | Synthetix vs US Dollar | シンセティクス vs 米ドル |
SOLUSD | Solana vs US Dollar | ソラナ vs 米ドル |
STORJUSD | Storj vs US Dollar | ストージ vs 米ドル |
SUSHIUSD | Sushiswap vs US Dollar | スシスワップ vs 米ドル |
UMAUSD | UMA vs US Dollar | UMA vs 米ドル |
UNIUSD | Uniswap vs US Dollar | ユニスワップ vs 米ドル |
XLMUSD | Stellar vs US Dollar | ステラルーメン vs 米ドル |
XRPUSD | Ripple vs US Dollar | リップル vs 米ドル |
ZRXUSD | 0x vs US Dollar | ゼロエックス vs 米ドル |

仮想通貨の通貨ペアは基本対ドルですが、ユーロやポンドの通貨ペアもあります。

対日本円はないので注意してください。
仮想通貨の特徴
仮想通貨の特徴として、中央集権者がいない、発行上限が決まっている点が挙げられます。
仮想通貨は法定通貨と異なり、中央銀行や国家が管理している資産ではないので、中央集権者は必要ありません。
では、誰が管理しているのかと言うと、仮想通貨を取引している参加者たちです。
参加者たちはトランザクション※1を監視するブロックチェーン※2という仕組みを使って、価値を担保しています。

よって、財政破綻や情勢の不安視などに左右されないといったメリットがあります。
※2ブロックチェーン:1箇所ではなく、分散型のコンピューターネットワークにデータを分散保持する仕組み
また、中央銀行が発行する法定通貨の場合、国家の経済状況に合わせて発行枚数を増やしたり減らしたりすることができます。
しかし仮想通貨の場合はそのような中央集権者がいないため、発行枚数を自由に変更することは出来ません。
仮想通貨の価値を担保するために、多くの仮想通貨は発行枚数に上限を設けています。
XMで仮想通貨を取引する際の注意事項
XMは以前、仮想通貨の取り扱いをボラティリティの高さを理由に停止していました。
取り扱いの再開にあたって、取引する際のリスクについて注意書きが書いてあるので、しっかり読んでから取引するようにしてください。
・複雑でリスクが非常に高く、投機性も高い
・投資元本すべてを失う高いリスクが伴う可能性がある
・仮想通貨CFDのボラティリティは非常に高く、短い時間で大きな損失を伴う可能性がある
・仮想通貨に関する必要な知識や、投資元本の損失が許容できない場合は取引しない
・仮想通貨に関連する具体的な特徴やリスクを把握する必要がある
仮想通貨について、詳しくは以下の記事をご覧ください。
「ビットコインってよく聞くけど、そもそも仮想通貨とはどういうものなの?」 「仮想通貨はビットコイン以外にどんな種類があるの?」 「初心者にもわかりやすいように仕組みを教えてほしい。」 ビットコインの誕生から …
コモディティ(商品)
コモディティとは日用品などの商品のことを指します。
XMでは現在8種類の商品を扱っており、主にソフトコモディティ※が取引できます。
※ソフトコモディティ:農作物や酪農品などの出来高が少なくて流動性の低い商品
▼XMで取り扱っているコモディティ一覧※先物
シンボル | 内容 | 日本語 |
---|---|---|
COCOA | US Cocoa | ココア |
COFFE | US Coffee | コーヒー |
CORN | US Corn | コーン |
COTTO | US Cotton No.2 | コットン |
HGCOP | High Grade Copper | 銅 |
SBEAN | US Soybeans | 大豆 |
SUGAR | US Sugar No.11 | 砂糖 |
WHEAT | US Wheat | 小麦 |
ココア、コーヒー、砂糖、小麦などの農産物は、天候や季節的な要因に大きく左右されます。
例えば、収穫量が減ると商品を求める人が高くても買うようになるので、価格が上がります。
反対に、収穫量が増えると商品を売りさばくことができずに余ってしまうので、価格が下がります。
このようにコモディティは需要と供給のバランスで相場が成り立っているのです。
コモディティを取引するメリットとして一番に挙げられるのはインフレに強い点です。
コモディティはインフレになると物価が上がるので、お金の価値が下がった時のリスク回避になります。
しかし外的要因によって急に価格が上昇・下落する可能性もあり、価格の変動が予想しづらいというデメリットがあります。

しかもマイナーだから情報を手に入れるのも難しいし…。

コモディティは中・上級者の方にオススメな金融商品です。
株式指数
株式指数とは、決められた計算方法で数値化された株式相場全体の状況のことを指します。
株式指数は特定の株式市場を表す他にも、国の経済を担う大企業を集めた指数も表しています。
XMでは現物14種類、先物10種類の株式指数が取引可能で、XMを通して世界中の企業に分散投資ができます。
▼XMで取り扱っている株式指数一覧(現物)
シンボル | 内容 | 日本語 |
---|---|---|
AUS200Cash | S&P/ASX200 | オーストラリア株価指数200 |
EU50Cash | EURO STOXX 50 | ヨーロッパ株価指数50 |
FRA40Cash | CAC40 | フランス株価指数40 |
GER40Cash | DAX | ドイツ株価指数40 |
HK50Cash | HSI | 香港ハンセン株価指数 |
IT40Cash | FTSE MIB | イタリア株価指数40 |
JP225Cash | Nikkei225 | 日経株価指数225 |
NETH25Cash | AEX | アムステルダム株価指数25 |
SPAIN35Cash | IBEX | スペイン株価指数35 |
SWI20Cash | SMI 20 | スイス株価指数 |
UK100Cash | FTSE 100 | イギリス株価指数100 |
US100Cash | NASDAQ | 米国ナスダック株価指数100 |
US30Cash | Dow Jones Industrial Average | ダウ工業平均株価 |
US500Cash | S&P 500 | 米国S&P株価平均500 |
▼XMで取り扱っている株式指数一覧(先物)
シンボル | 内容 | 日本語 |
---|---|---|
EU50 | EURO STOXX 50 | ヨーロッパ株価指数50 |
FRA40 | CAC40 | フランス株価指数40 |
GER40 | DAX | ドイツ株価指数40 |
JP225 | Nikkei225 | 日経株価指数225 |
SWI20 | SMI 20 | スイス株価指数 |
UK100 | FTSE 100 | イギリス株価指数100 |
US100 | NASDAQ | 米国ナスダック株価指数100 |
US30 | Dow Jones Industrial Average | ダウ工業平均株価 |
US500 | S&P 500 | 米国S&P株価平均500 |
USDX | US Dollar Index | ドルインデックス |
株式指数は現物先物によって銘柄も異なるので、取引する前に必ず確認しましょう。

例えば香港ハンセン株式指数は現物のみ、ドルインデックスは先物のみ取引できます。
現物株式指数には配当金がある
XMでは株式指数の現物を取引すると、指数配当金が付与される仕組みになっています。
※GER40Cash(DAX)は対象外
配当金とは会社が稼いだ利益の一部を投資家に支払うお金のことです。
配当金は最低でも2日以上ポジションを保有していないともらえません。
配当金をもらうには権利落ち期日の0時00分※までに現物株式指数のポジションを入れることが必要です。
※キプロス時間。日本時間は午前7時(サマータイム午前6時)
権利付最終日までに買いポジションを入れ、権利確定日まで持ち越すともらうことができます。
権利確定日になれば、ポジションを手放しても配当金が必ずもらえます。
しかし、権利落ち日にポジションを売ってしまうと配当金をもらえなくなるので注意が必要です。
買いのポジションを持っている場合は配当金を受け取ることができ、売りのポジションを持っている場合は配当金を支払わなければいけません。
また、銘柄によっては配当金が発生する月と発生しない月があるので、取引している銘柄の予想配当金をチェックしてみてください。
XMの場合、配当金の調整額は以下の計算方法で求めることができます。
申告された指数配当金 x ロット数でのポジションサイズ
買いポジション:配当金調整額を受け取る / 売りポジション:配当金調整額を支払う
XMの指数配当金がもらえる銘柄と金額は公式サイトの株価指数ページ下部で確認できます。
表示されている銘柄は直近1週間に配当金が発生する銘柄であり、この表は毎週更新されます。
金額が表示されている日付は権利確定日にあたり、その日までポジションを持っていればその日の金額が付与または徴収されます。
上の表を元にして、実際に配当金を計算してみました。
1ロット保有 → 0.14米ドル(約20.85円)
10ロット保有 → 1.4米ドル(約208.53円)
※当該国通貨である米ドル=148.95円で計算
買いポジションを1ロット保有で約20.85円が受け取れ、売りポジションを1ロット保有で約20.85円が徴収されます。
現物株式指数はスワップポイントが発生する
さらに、現物株式指数はスワップポイントが付きます。
現在スワップポイントは買い、売りともにマイナス設定になっており、どちらのポジションを所持していても毎日1ロットにつき数十円ほど引かれていきます。
買いポジションを保有している場合、配当金がもらえるのでマイナススワップと相殺可能です。
しかしあまりにも長期でポジションを持ち続けると、配当金がもらえても最終的に損失になる可能性があるので注意してください。

スワップポイントについて詳しくは以下の記事をご覧ください。
XMスワップポイントはには、メリットもあればデメリットも。仕組みや計算方法を正しく理解し、安定した利益が狙いましょう。
貴金属
貴金属とは、金属の中でも特に希少価値の高い金属で、ソフトコモディティとは反対のハードコモディティに分類されます。
高い金融価値を誇り、安全資産としても大変優秀なので、多くのトレーダーに人気を博しています。
XMでは現在4種類の貴金属を取引することができます。
▼XMで取り扱っている貴金属一覧※パラジウムとプラチナは先物
シンボル | 内容 | 日本語 |
---|---|---|
GOLD | Gold | ゴールド |
SILVER | Silver | シルバー |
PALL | Palladium | パラジウム |
PLAT | Platinum | プラチナ |
通貨ペアや株式指数と反対の動きをする貴金属は、世界経済が不安定になると上昇する傾向にあります。
インフレによって通貨の価値が下がれば、安全資産である貴金属が買われるためです。
反対に世界経済が安定すると下落する傾向があります。
上の画像を見ると、2008年9月に起きたリーマンショック後からゴールドは高騰し、ドル円は暴落しているのが分かります。
2020年の新型コロナウイルスによるコロナショックでも同じような状況になりました。

これこそまさに「有事の金買い」ですね。
XMの貴金属4種類の中でも特に人気で多く取引されているのが、ゴールドとシルバーです。
ゴールドは実物資産なので、一度購入したらその価値がなくなることは絶対にありません。
先述したように「有事の金」とも呼ばれ、多くの場合テロや災害、世界経済が不安定な時にリスクオフとなって買われます。
シルバーは工業生産で使用される割合が高く、工業需要によって値動きが左右されることが多いです。
ゴールドより市場規模が狭く、価格変動が激しいのが特徴です。
ゴールドやシルバーなどの貴金属は長期的に見るとボラティリティが小さい傾向にありますが、短期的に見ると非常に大きいことが分かります。
ゴールドは一般の通貨ペアと比べて、ボラティリティが2倍~4倍以上大きいです。
シルバーはゴールドと似たような値動きをしますが、ゴールドよりもさらにボラティリティが大きいと言われています。
エネルギー
エネルギーとはエネルギー資源のことを指し、XMでは原油を中心とした燃料類を取引することができます。
政治的、環境的要因に左右されやすいので貴金属と同じく価格変動が激しい商品です。
XMでは天然ガスを含めた5種類のエネルギーを取引することができます。
▼XMで取り扱っているエネルギー一覧※先物
シンボル | 内容 | 日本語 |
---|---|---|
BRENT | Brent Crude | ブレント原油 |
GSOIL | London Gas Oil | ロンドン軽油 |
NGAS | Natural Gas | 天然ガス |
OIL | WTI Oil | WTI原油 |
OILMn | WTI Oil Mini | WTI原油ミニ |
エネルギーは他のCFD商品と同じように世界情勢によって値動きが左右されますが、特に重要視しなくてはいけないのが「需要と供給のバランス」です。
近年では原油もコロナショックに影響され、需要が減ったにもかかわらず在庫が大幅に増え続けました。
その結果、保管スペースの不足など様々な問題が懸念され売りが加速し、2020年4月に価格がマイナスになったのです。
価格がマイナスになるということは、売り手が買い手にお金を払って原油をもらってもらうことを意味します。
在庫を抱えるリスク、金額などを考慮してもコストが価格を上回ってしまうため、売却するしかなくなってしまったのが原因です。
その後、ロシア、アメリカ、サウジアラビアなど主要原油産出国が供給を減らすことで価格の下落を抑えることを決定し、徐々に上昇していきました。

これから世界経済が回復していくようであれば、価格はさらに上昇するかもしれません。
エネルギー商品の一つである原油の供給量(生産量)はOPECやOPEC plusが決定しています。
石油輸出機構とも呼ばれ、産油国の利益を守ることを目的とした組織。
OPEC plusはOPEC加盟国に非加盟国を合わせた全13ヶ国が参加している。
詳しくは原油の生産量を調整することで、原油価格を安定させるのが目的です。
産油国の「少しでも高く売りたい」要望と消費国の「少しでも安く買いたい」要望を満たす価格水準を話し合いで決めます。
さらに産油国の多くは原油の輸出を国の大きな収入源としているので、原油価格の下落は自国の経済悪化に繋がります。
そのような状況を引き起こさないためにも、OPECの判断は非常に重要なのです。
エネルギーはガソリン、灯油、プラスチックなど日常生活の中でたくさん使われています。
人々の生活に欠かせないものだからこそ、エネルギーを取引する際には小さなニュースも確認が必要です。
XMTrading(XM)におけるCFDの基本情報
ここからはXMにおけるCFDの基本情報を解説していきます。
XMTrading(XM)のCFD取引時間
各銘柄の取引時間は以下の+マークをクリックすると確認できます。
表記時間は全て日本時間で表記されています。
通貨ペアを含む全商品の取引時間、取引時間の変更などのお知らせは以下の記事をご覧ください。
海外FX業者XMTradingのFX取引時間は日本時間の月曜日の早朝から土曜日の早朝までで、営業時間内であればいつでも取引が可能です。 さらに、XMにはFXの他にも多様な金融商品が存在し、それぞれ取引時間が設定されていま …
XMTrading(XM)のCFDレバレッジ
各銘柄のレバレッジは以下の+マークをクリックすると確認できます。
XMでは通貨ペアの場合最大1000倍のレバレッジを提供していますが、CFD商品の場合はボラティリティなどの関係で制限がかかっています。
また、商品によっても異なるので取引しようと考えている人は取引したい商品のレバレッジを事前にチェックしておきましょう。
レバレッジについては以下の記事で詳しく解説しています。
XM(XMTrading)のレバレッジはマイクロ/スタンダード口座で最大888倍、ゼロ口座だと最大500倍に設定されています。 XMは最大レバレッジが888倍(500倍)ですが、レバレッジの倍率は自分で自由に設定すること …
XMTrading(XM)のCFDスプレッド
各銘柄のスプレッドは以下の+マークをクリックすると確認できます。
以上の表は2023年9月27日現在のスプレッドになります。
XMでは変動制スプレッドを採用しており、その時のレートによってスプレッドが異なります。
スプレッドについて詳しくは以下の記事で解説しています。
XMのスプレッドって広いの?国内と比較すると確かに広いスプレッドですが、大切なのは自分のトレードにどう影響するかです。今回は、そんなXMのスプレッドについて徹底的に解説していきます。
XMTrading(XM)のCFD必要証拠金
必要証拠金の計算方法は各商品によって異なります。
各銘柄の必要証拠金と計算方法は以下の+マークをクリックすると確認できます。
以上の表は2023年9月27日現在のオープン価格から計算された必要証拠金の目安となり、現在のレートとは異なる場合があるのでご注意ください。
XMの必要証拠金・証拠金維持率については以下の記事で詳しく解説されています。
証拠金維持率とは、必要証拠金に対する有効証拠金(残高+含み損益)の割合のこと。ロスカットが20%と低めに設定されているXMですが、そのメリット、デメリットを徹底解説します。
XMTrading(XM)でCFDを取引するメリット
XMでCFD商品を取引するメリットは以下の5つです。
2.CFD専用口座が不要
3.ボーナスが豊富
4.ハイレバレッジで取引できる
5.ゼロカットシステムがある
1.取り扱っているCFD商品が豊富
XMで取り扱っているCFD商品は全部で72種類と、他の海外FX業者よりもかなり多いです。
特に株価指数は種類が多く、現物だけでも14種類もあります。
ヨーロッパに位置するオランダやスイスなどのマイナーな株価指数も取引できるのはXMだけです。

他の海外FX業者は10~20銘柄と少なめのところが多いです。
2.CFD専用口座が不要
国内FX業者の多くはCFD取引をする場合、同じ業者内でCFD取引専用口座を開設する必要があります。
しかしXMではCFD専用口座の開設が必要なく、FXと同じ口座で取引が可能になっています。
いつもFXを取引している口座で、FXを取引するのと同じ要領で簡単にCFDが取引できます。
FXの通貨ペアを確認しながらCFDを取引できることは、最大のメリットとも言えます。
3.ボーナスが豊富
XMには3つのボーナスがあり、それぞれ条件を満たすと受け取ることができます。
・100%+20%の入金ボーナス
・ロイヤルティプログラム(XMP)
このボーナスは通貨ペア、CFDに関わらず取引に利用でき、その利益は出金することができます。
XMでCFD取引しようと考えている人はボーナスが受け取れるXMがオススメです。
3つのボーナスについて以下の記事で詳しく解説しているので、併せてご覧ください。
XM(XMTrading)には、3つのうれしいボーナス制度があります。 3,000円の「新規口座開設ボーナス」に、最大50万円が受け取れる「入金ボーナス」、そして取引きの度にポイントがたまる「XMP(ロイヤルティプログラ …
4.ハイレバレッジで取引できる
XMのCFD商品のレバレッジは一番低い商品で22.2倍、一番高い商品では1000倍で取引が可能です。
ボラティリティの関係で商品によってレバレッジが変わってきますが、それでも高いレバレッジで取引できるのはかなりのメリットと言えます。
さらに、レバレッジが高くなると必要証拠金も少なくて済む、というメリットもあります。

少ない証拠金でハイレバトレードができるのはXMの強みです。
5.ゼロカットシステムがある
ゼロカットとは、口座残高がマイナスになってしまった時に資産を0にリセットしてくれるシステムのことを指します。
この海外FX業者の特徴であるゼロカットは通貨ペアだけでなくCFD取引にも適用されています。
CFD取引は相場が予想外の動きをすることもあり、その場合ロスカットが間に合わなくなる可能性があります。
その時にゼロカットがあればXMがマイナスになった証拠金を立て替えてくれるので、追証を支払う必要がありません。
ゼロカットシステムについては以下の記事で詳しく解説されています。
「トレードに失敗して口座残高がマイナスになったらどうしよう…」と不安になったことはありませんか。 海外FX業者のXMにはゼロカットという口座残高のマイナス分を帳消しにしてくれるシステムが存在します。 また、マイナス分が「 …
XMTrading(XM)でCFDを取引する時の注意点
XMでCFDを取引する時の注意点は以下の4点です。
2.コントラクトサイズが銘柄によって異なる
3.株価指数の現物・先物
4.ゼロ口座では取引できない
1.注文は1ロット単位のみ
XMではゴールドとシルバーを除いたCFD商品は1ロット単位でしか注文できません。
0.5ロットや0.01ロットなど、小数点を含むロット数は取引できないので注意が必要です。

それならマイクロ口座でCFDは取引できないの?

マイクロ口座でもCFDは取引可能ですが、注意点があります。
マイクロ口座は0.01ロットから取引できる口座タイプの一つです。
そのマイクロ口座でもCFD商品が取引可能ですが、最小ロット数である0.01ロットに対応しているのはゴールドとシルバーしかありません。
その他のCFD商品はスタンダード口座と同じ条件での取引になってしまいます。
XMのマイクロ口座ってどんな口座?特徴は? マイクロ口座とスタンダード口座との違いは? マイクロ口座は小口取引ができるって聞いたけど、どのくらいのサイズ? XM(XMTrading)のマイクロ口座は、FX業 …
2.コントラクトサイズが銘柄によって異なる
コントラクトサイズとは、その銘柄の1ロットの価値のことを指します。
FXを取引する際は1ロット10万通貨と決まっており計算も便利です。
しかし、CFD商品の場合は銘柄によって1ロットの価値が異なるので、注意しましょう。

必要証拠金の計算にはコントラクトサイズが必須です。
3.株式指数の現物・先物
先述した通り、株式指数は現物と先物に分かれています。
現物と先物は商品が異なり、取引条件も多くの違いがあるので注意しましょう。

現物と先物を間違えて取引してしまった、などのミスに気をつけてください。
4.ゼロ口座では取引できない
XMのゼロ口座は他の口座タイプよりスプレッドが狭く、スキャルピング特化型口座として知られています。
しかし、そんなゼロ口座で取引できるCFD商品はゴールドとシルバーのみです。
他の貴金属や株価指数、コモディティ、エネルギーは取引できないので注意が必要です。
ゼロ口座について詳しくは以下の記事で解説しています。
XMのゼロ口座にはどんな手数料がかかるの?3タイプあるXMの口座の中で、スプレッドが狭くスキャルピング向きのゼロ口座。手数料の面でどんなメリットとデメリットがあるのか、ほかの口座と比較してみました。
XMTrading(XM)でCFDを取引するならこの商品!

こんなにたくさん銘柄があったらどれを取引していいか分からないな…

そんな方のためにオススメCFD商品を紹介します!
1.日経平均株価(日経225/JP225)
日経平均株価(日経225)は、東京証券取引所第一部に上場している企業の中でも代表的な225銘柄の株価の平均を元に計算されている株価指数です。
日経平均株価がオススメな理由の一つとして、日本人に馴染み深いことが挙げられます。
夕方のニュースなどで「今日の日経平均株価は…」と聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
また、日経平均株価は平均の株価なので、どれか1社の業績が悪くても株価に大きな影響がない点もオススメな理由です。
XM(XMTrading)は為替の他にも日経225(JP225)などの「株式指数」や「コモディティ」、「貴金属」、「エネルギー」といったCFD商品を取り扱っています。 「XMで為替しか取引したことがないけど、日経225に …
2.ダウ平均株価(NYダウ/US30)
ダウ平均株価(NY30)は、米ニューヨーク証券所に上場している優良企業30社で構成される株価平均型指数です。
ダウ平均株価は米国株の中でも特に代表銘柄を集めた指数で、他国の株価指数に大きく影響を与えます。
上記で解説した日経平均株価もその一つで、ダウ平均株価と日経平均株価は同じような動きをしています。
ダウ平均株価は世界で最も注目度の高い株価指数と呼ばれ、アメリカ国内の景気を顕著に反映しています。
ドル円とも密接な関係になっており、すでにドル円を取引していて新しくCFDを取引しようと考えている人に特にオススメな銘柄です。
XM(XMTrading)では、アメリカ主要指数の一つであるDow Jones工業株価平均(US30/NYダウ)が取引できます。 NYダウはダウジョーンズ社が発表する平均株価指数で、ニューヨーク証券取引所やナスダック市場 …
3.ゴールド(金/GOLD)
ゴールドは貴金属の項目でも解説した通り、安全資産として名が知られています。
実物資産なのでその価値が失われる心配もなく、昔から富の象徴とされてきました。
株価や為替が暴落するとゴールドは上がり、反対に株価や為替が上昇するとゴールドは落ち着きます。
これからも上昇を続けていく可能性が高く、流れが読みやすいのが特徴です。
XMでは最高レバレッジ1000倍で取引が可能になっているので、手軽に稼ぎたい人に特にオススメの銘柄です。
海外FX業者XM(XMTrading)ではゴールド(GOLD)の取引も可能です。ゴールドのスプレッドは888倍、FXと同じくスワップポイントが発生しますが、本当に稼ぎやすいのでしょうか?本記事ではXMのゴールド取引に必要な証拠金、取引時間、ポジションを解説していきます。

上記の3銘柄は特にオススメなので、ぜひ取引してみてください。
まとめ
今回はXMTradingにおけるCFD商品全般について解説していきました。
XMで取引できるCFD商品は他の海外FX業者と比べて非常に多く、自分のトレードスタイルに合わせて選ぶことができます。
CFDはFXの通貨ペアと比べて少し難しいイメージがありますが、情報を集めやすい日経225やダウは初心者にもオススメです。
主要CFD商品は海外FXラボの他の記事で細かく解説しているので、併せてご覧ください。

自分に合ったCFD商品を見つけて、取引の幅を広げましょう!
↓XMで口座開設してCFDを取引しよう↓

筆者:海外FXラボ編集部
海外FXの仕組みや業者の特徴をわかりやすくご紹介。
初心者も安心して利用できるコンテンツを目指して、口座開設方法、トレード手法などを徹底解説!
最新情報を随時更新、キャンペーン情報なども発信中。