XM(XMTrading)のFX取引時間は日本時間の月曜日の早朝から土曜日の早朝までで、営業時間内であればいつでも取引が可能です。
さらに、XMにはFXの他にもGOLDや株など多様な金融商品が存在し、それぞれ取引時間が設定されています。
この記事では、XMの銘柄別の取引時間や値動きが活発になる取引時間帯をご紹介します。
また、XMでトレードをする上で大事な「夏時間・冬時間」についても解説していきます。
【NEW】2024年9月の取引時間についてのお知らせ
XM公式サイトにて祝日情報が更新されました。
銘柄によって取引時間が変わってきますのでご注意ください。
取引時間が変更になった金融商品については、下の+をクリックすると閲覧することができます。
XMのFX取引時間帯
この項目では、XMにおけるFXの取引開始時間を見ていきます。
日本でのFX取引時間
・XMの夏時間(4月〜10月):月曜日6:05〜土曜日5:50
・XMの冬時間(11月〜3月):月曜日7:05〜土曜日6:50
XMのFX取引時間、夏時間は月曜日の6時5分から土曜日の5時50分、冬時間は月曜日の7時5分から土曜日の6時50分までです。
XMの取引時間で夏時間と冬時間に違いがあるので注意が必要です。
キプロスでのFX取引時間
XMの本社と営業拠点はキプロス共和国にあり、MT4/MT5上の時計はキプロス時間に設定されています。
グリニッジ標準時とも呼ばれ、イギリスにあるグリニッジ天文台(経度0度)における平均太陽時を指す。
世界各国の標準時(タイムゾーン)はこのGMTを基準に決められている。
上の画像中、日本の「GMT+9」はGMT+0のイギリスより9時間進んでいるということを表しています。
また、キプロスと日本の時差は夏は6時間、冬は7時間あり、日本時間の方が進んでいます。
それを踏まえ、日本のFX取引時間をキプロスでの時間に変換すると以下のようになります。
・月曜日0:05〜金曜日23:50
つまり、MT4/MT5上では上記の時間内で取引が可能であるということです。
取引時間内であれば基本的に24時間取引が可能です。
夏時間(サマータイム)と冬時間(標準時)とは?
先ほどご紹介した日本でのFX取引時間が夏と冬で違うのは、XMの本拠地であるキプロスが「夏時間(サマータイム)」という制度を採用しているからです。
夏時間(サマータイム)の期間中は、夏の長い日照時間をより有効に使うために、標準時を1時間進めます。
対して冬時間は標準時とも呼ばれ、冬時間に切り替わるとき時間を1時間戻します。
一番重要なのは、夏時間の切り替わるタイミングが国ごとに異なるという点です。
夏時間と冬時間の期間
XM本拠地であるキプロスを含む欧州各国の場合、夏時間と冬時間がどのタイミングで切り替わるのかを見ていきましょう。
冬時間:10月の最終日曜日午前1時~3月の最終日曜日午前1時
3月の最終日曜日、夜中の1時になる瞬間に夏時間に切り替わるんだね。
その通り。1時になった瞬間に時計の針を1時間進め、2時にするのです。
XMのトレードにおいて夏時間・冬時間が与える影響とは?
FXをトレードするにあたって理解すべき夏時間と冬時間ですが、これらがどうトレーダーに影響を与えているのか見ていきましょう。
夏時間は各市場の取引時間が1時間早まります。
日本は夏時間を導入していないので東京市場に変動はありませんが、世界の市場の時間帯に変動があるので、時差が-1時間になる点は覚えておきましょう。
②経済指標の発表時間が変更される:
夏時間は経済指標の発表時間も1時間早まります。
それぞれの国によって経済指標の発表時間や時期が異なるので、夏時間を採用している国々の指標を見てトレードしている方は、注意を払う必要があります。
オーストラリア、ニュージーランドなど南半球の国は、夏時間と冬時間が逆転します。
アメリカや欧州が冬時間の時、オーストラリアやニュージーランドは夏時間になります。
逆にアメリカや欧州が夏時間の時は、オーストラリアやニュージーランドは冬時間になります。
北半球と南半球では季節が反対になるので、同様に夏時間と冬時間も反対になります。
XMにおけるRUB(ロシアルーブル)の取引可能時間
基本的にXMのFX通貨ペアの取引時間は、すべての銘柄で共通しています。
しかし、RUB (ロシアルーブル)を含む通貨ペアは取引可能時間が異なるので注意が必要です。
・XMの夏時間:月曜日15:05〜金曜日23:55
・XMの冬時間:月曜日16:05〜土曜日0:55
XM(XMTrading)のCFD商品の取引時間帯
ここからは、XMのCFD商品の取引時間を見ていきましょう。
XMのCFD商品には、株価指数商品、仮想通貨商品、貴金属商品、コモディティ商品、エネルギー商品があります。
XMでは、FX一般通貨以外の金融商品の取引時間は、商品によって細かく分けられています。
また、XM側でシステムメンテナンスがあると、平日でも取引時間が数十分間しかない場合もあります。
各CFD商品の取引時間をそれぞれ表にまとめてみました。
気になる方は+をクリックして、表を確認してみてください。
各金融商品のメンテナンス時間やスプレッドなどを詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
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XMTradingの休業日と注意点
ここからは、XMの休業日や注意点について見ていきましょう。
XMでは土日は取引ができない
XMでは土日は営業時間外に当たり、取引を行うことはできません。
土日に取引できないのはXMだけでなく全てのブローカーに共通していることです。
また、サポートも同様に休みになるので注意が必要です。
夏時間:土曜日5:50〜月曜日6:05
冬時間:土曜日6:50〜月曜日7:05
しかし、仮想通貨の場合24時間365日取引が可能です。
祝祭日の休場
XMだけでなく多くの海外FX業者は欧州の祝祭日になると取引時間の変更や、休場になることが多いです。
取引時間の変更や休場の詳細は、XMからお知らせやメールが来るまで分かりません。
・年末年始
・クリスマス
・イースター
日本の祝日(ゴールデンウィークなど)は問題なく取引ができます。
ただ、祝日は日本の金融機関は休みなので、円通貨ペアの相場は少し穏やかになる傾向が強いです。
平日になかなか忙しくて取引できない方も、祝日にトレードすることが可能です。
ただし、日本が祝日のときは、日本語サポートのライブチャットがお休みになります。
土日や祝日に問い合わせをする場合はメールにしましょう。
XMでは毎月、その月の祝日スケジュールをメールにてお知らせしています。
XMが休みになる日や取引時間が変更になる日は、しっかりチェックするようにしましょう。
また、年末年始は市場の取引量が減ってしまうので、取引はお休みする方が無難です。
市場の祝日スケジュールは、XM公式サイトの「お知らせ」から確認できます。
XMのメンテナンス中はチャートは動きますが、取引はできません。
年末年始の取引をやめた方がいい理由
年末年始は、世界中で市場参加者が少なくなり市場全体の取引量が減少します。
取引量が少なくなると、為替レートはほとんど動かず流動性が大きく低下し、スプレッドが拡大する傾向にあります。
それに加えて相場が急変動する可能性も高く、全体的にリスクが高くなっています。
年末年始の取引はできるだけ控えた方が良いでしょう。
だいたい毎年12月第3週から1月第2週はこの傾向が続きます。
2022年XMの年末年始の市場閉鎖期間
年末年始予定についてのXMからの正式な発表は年末ですが、例年同じような日程になっています。
XMの2022年年末〜2023年年始にかけての市場閉鎖期間も同様になる可能性が高いでしょう。
XMではクリスマスの25日と元旦の1月1日はお休みで、取引ができません。
また、カスタマーサポートも時短営業時の終了時間など多少違いはあるものの、取引時間と同じような休み方をします。
▼昨年度2020〜2021年末年始の市場閉鎖期間
日付 | 取引時間 | カスタマーサービス時間 |
---|---|---|
2020/12/24 | 早い閉鎖 | 早い終了 |
2020/12/25 | 閉鎖 | 閉鎖 |
2020/12/28 〜 2020/12/30 | 通常時間 | 通常時間 |
2020/12/31 | 早い閉鎖 | 早い終了 |
2021/1/1 | 閉鎖 | 閉鎖 |
2021/1/2〜2021/1/3 | 土曜日・日曜日のため閉鎖 | 土曜日・日曜日のため閉鎖 |
2021/1/4 | 通常営業 | 通常営業 |
XMの取引時間外にできないこと
取引時間外の場合、新規注文、決済はできません。
また、ライブチャットも取引時間外は開いていないので、問題が発生した方はよくあるご質問を確認するか、メールで問い合わせましょう。
ただし、メールで問い合わせた場合、返信は週明けになってしまうので、営業開始後まで待ってからライブチャットで問い合わせた方が早く解決する場合もあります。
XMの取引時間外でもできること
XMでは取引時間外でも、入金、出金申請、新規口座開設申し込みなどのサービスを提供しています。
ただし、銀行送金での入金や口座開設時の書類認証など、確認が必要な手続きの場合は、週明けに処理されますので注意が必要です。
XMの取引時間外の注意点
営業時間内に指値と逆指値を入れていても、取引時間外は成り行き注文や決済はできず、指値、逆指値、ロスカットも作動しません。
約定価格は月曜日の取引開始時のレートで決定するので、土日に大きな事件があった場合、月曜日のチャートは金曜日の終値から大きく変動します。
レートが逆指値の価格よりもマイナス方向に大きく離れた値で決済されるリスクもあります。
また、ポジションを翌週に持ち越すとスワップポイントも土日分が加算されるので、マイナススワップの時は注意が必要です。
ポジションは翌週まで持ち越さず、金曜日までに決済しておくことをおすすめします。
値動きが活発になる取引時間帯
勝率を上げるには値動きが活発になる時間帯を狙ってトレードをすることが大切です。
では、値動きが活発になる取引の時間帯はいつなのでしょうか。
メジャー外国為替市場
メジャー外国為替市場には「ロンドン市場」「ニューヨーク市場」「東京市場」の3つが挙げられます。
この3つの市場は合わせて「世界3大市場」と呼ばれています。
世界3大市場
世界3大市場の開場時間をそれぞれ見ていきましょう。
▼世界3大市場の開場時間と最も動きのある通貨
時間帯 | 最も動きのある通貨 | |
---|---|---|
東京市場 | 9:00 〜 17:00 | EUR、GBP、 USD、 JPY |
ロンドン市場 | 夏時間:16:00 〜 24:00 冬時間:17:00 〜 1:00 | EUR、GBP、USD、CHF |
ニューヨーク市場 | 夏時間:21:00 〜 6:00 冬時間:22:00 〜 7:00 | USD、 EUR、 GBP、 AUD、 JPY |
外国為替市場と言っても特定の場所があるのではなく、多くの参加者が取引を行っていることを示しています。
つまり、上記の取引時間はあくまでもその時間帯に取引が活発に行われていることを表しています。
では、外国為替市場の規模はそれぞれどうなっているのでしょうか。
2019年の「世界の外国為替市場規模TOP10」を見てみます。
2. アメリカ:1,370,119
3. シンガポール:639,869
4. 香港:632,108
5. 日本:375,505
6. スイス:275,719
7. フランス:167,123
8. 中国:136,017
9. ドイツ:124,448
10. オーストラリア:119,148
【単位:百万US$/日】
イギリスはダントツで1位、2位のアメリカと倍以上の差を付けています。
3位~5位と8位の中国はアジア圏なので、時間帯が同じです。
アジアだと東京市場がメジャーですが、実はシンガポールや香港の方が取引高が高いです。
世界には上で挙げられている他にも市場が多くあり、24時間取引を可能にしています。
FX取引が一番活発になる時間は?
FXでは市場が活発な時間帯を狙うと、トレードのチャンスが広がる可能性があります。
XMでFXを取引するにあたって、狙い目の取引時間帯を知っておくことも重要です。
XMを含め、FX取引全体が一番活発になるのは世界三大市場が開いている時間帯です。
世界トップの規模を誇る「ロンドン市場」と「ニューヨーク市場」のオープン時間が重なるのは、日本時間の22時頃~1時頃で、この時間帯は取引が最も活発になります。
冬時間の22:00〜1:00
また、この時間帯は流動性が高いことから通常よりもスプレッドが狭く、約定スピードも早いです。
ちなみに、「ロンドン市場」と「ニューヨーク市場」の合計取引高は全世界の約半分を占めています。
これだけ多くの取引があるのですから、この2つの市場のオープンが重なると取引が活発になるのも頷けます。
取引量が多く相場が活発に動くこの時間は、値幅を取りやすくトレードに向いているおすすめの時間帯です。
22時ならちょうど自宅でゆっくりしている時間だから、僕でもトレードできそうだ。
東京市場が絡んだFX取引が活発になる時間帯
夏の間はロンドン市場の開始時間と東京市場の取引時間が重なるため、日本時間の16時くらいから少しずつ値の動きが活発になり始めます。
ロンドン市場開場と同時に一気に値が動くこともあるので、16時前後は要チェックです。
FX取引を避けるべき時間帯は?
ここまでは、取引が活発化し値動きが大きくなる時間帯を見てきました。
しかし、効率よくトレードするためには取引を避けたい時間帯も知っておくことが大切です。
FXにおいて取引を避けるべき時間帯は、取引量が少ない時間帯です。
取引が活発に行われていない時間帯は、トレードに向かないといえます。
例えば、ニューヨーク市場がクローズすると同時にオーストラリア市場がオープンします。
この時間帯は日本時間でいうと朝6時〜7時頃で、取引量が少ない時間帯です。
朝6時〜7時頃はチャートは動いていますが、取引量が少なく値動きが小さいのでトレードに不向きです。
また、この時間帯はスプレッドが広がりやすいので、ポジションを立てるのは避けた方が良いでしょう。
その他の取引を避けるべきタイミング
XMでFXを取引する際、朝の6〜7時以外にも取引を避けた方が良いタイミングがあります。
それは政府報告書や公式経済ニュースの発表など、重要な指標が発表される時です。
中には敢えて指標発表時にトレードをする人もいますが、レートが上下に大きく動くことがあり危険です。
政府はニュース発表の予定表を公表しており、各国における発表スケジュールはバラバラです。
雇用統計の発表時などは、値動きの予想は困難を極めるので避けた方が無難です。
XMでは、重要な指標発表時にゼロカット乱用防止のため最大レバレッジに規制がかかることがあります。
不自然な取引行為があると、口座凍結などのペナルティが課せられることがあります。
XMの取引時間を日本時間で表示する方法
XMで取引する時、取引時間の表示が日本時間ではなく海外時間で、不便に思っている方も多いのではないでしょうか。
インジゲーター「JPN_Time_SubZero」を利用すれば、MT4に日本時間を表示させることができます。
「JPN_Time_SubZero」のダウンロード方法をご紹介します。
1. インジケーター「JPN_Time_SubZero」をダウンロードする
2. MT4のフォルダに「JPN_Time_SubZero」を入れる
3. MT4で「JPN_Time_SubZero」を再起動する
4. インジケーターの設定をする
1. インジケーター「JPN_Time_SubZero」をダウンロードする
まず、インジゲーター「JPN_Time_SubZero」をダウンロードします。
コチラのサイトにアクセスし、「ダウンロード」をクリックしてください。
さらに、次のページでもう一度、「Download Now」をクリックすると、インジケーターのダウンロードが開始されます。
MT4のフォルダに「JPT_Time_SubZero」を入れる
次に、MT4のフォルダに「JPN_Time_SubZero」を入れます。
MT4を立ち上げ、
「ファイル」→「データフォルダを開く」→「MQL4フォルダ」→「Indicatorsフォルダ」
と順に開けていきます。
最後の「Indicatorsフォルダ」に、先ほどダウンロードした「JPN_Time_SubZero」をコピー&ペーストして保存します。
MT4で「JPN_Time_SubZero」を再起動する
開いているMT4を一度閉じて、再起動します。
「ナビゲーター」ウィンドウを開くと、「JPN_Time_SubZero」が追加されています。
追加された「JPN_Time_SubZero」を、チャートの上へドラッグ&ドロップします。
4. インジケーターの設定をする
最後に、インジゲーターの設定をします。
ドラッグ&ドロップすると「JPN_Time_SubZero」の設定ウィンドウが表示されるので、「パラメーター」のタグを選択します。
各種パラメーターを設定して、OKボタンを押すと、MT4チャートに日本時間が表示されます。
false=いいえ
パラメーターの、おすすめの設定はこちらです。
他にもたくさんのオススメインジケーターを以下の記事で紹介しています。
XMには30種類以上のインジケーターが搭載されています。 初期設定で搭載されているインジケーターの他に、外部から数千種類のカスタムインジケーターをダウンロードして使用することが可能です。 FXのインジケータ …
よくある質問
ここからは、XMの取引時間に関するよくある質問を見ていきましょう。
XMのゴールド(GOLD)の取引時間はいつですか?
土日以外の24時間取引を行えます。(メンテナンス時間を除く)
XMの取引時間は、日本時間でいつですか?
XMの取引時間は、夏時間(4月~10月)は月曜日6:05~土曜日5:50、冬時間(11月~3月)は月曜日7:05~土曜日6:50です。
まとめ
今回の記事では、XMにおけるFXの取引時間と取引におすすめな時間帯をご紹介しました。
効率よくトレードをするためには、各外国為替市場の取引時間を抑えておくことが大切です。
時間管理をしっかりしながら取引をするようにしましょう。
筆者:海外FXラボ編集部
海外FXの仕組みや業者の特徴をわかりやすくご紹介。
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