XM ゼロ口座

XM(XMTrading)ゼロ口座と言えば、スキャルピング特化型口座としておなじみです。

スタンダード口座に比べ狭いスプレッドが魅力のゼロ口座ですが、スプレッドとは別に手数料がかかるのがネックです。

今回はゼロ口座が本当にスキャルピングに向いているかどうかを検証するとともに、ゼロ口座の使い道を解説していきます。

 

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まずはゼロ口座の特徴を他の口座タイプと比較しながら見ていきましょう

XM(XMTrading)のゼロ口座とは?

XM(XMTrading)で開設できる口座は、マイクロ口座、スタンダード口座、ゼロ口座の3種類です。

ゼロ口座がマイクロ・スタンダード口座と大きく異なる点は以下のとおりです。

XMの口座タイプ比較表

マイクロ口座スタンダード口座ゼロ口座
レバレッジ888倍500倍
取引手数料無料1.0pip/1lot往復
平均スプレッド通常
ドル円:1.6pips
狭い
ドル円:0.1pips
ボーナス新規口座開設ボーナス、入金ボーナス、取引ボーナス新規口座開設ボーナスのみ
キャッシュバックあり半額
CFD取引手数料スプレッドのみ

FXと金、銀:
スプレッド + 手数料

その他:
スプレッドのみ

注文方式STPECN

 

ゼロ口座の大きな特徴は、ECN方式を採用しスプレッドが狭く設定されていることです。

ゼロ口座が採用しているECN方式とは?

XMではスタンダード・マイクロ口座がSTP方式、ゼロ口座はECN方式を採用しています。

XMはトレーダーに有利なNDD(None Dealing Desk)方式を採用しており、この中にはSTP方式ECN方式という2つの発注方式が存在します。

STP方式

XMのゼロ口座の手数料を解説!他の口座と徹底比較

STPとは「Straight Through Processing」の略で、トレーダーの注文は一旦ブローカーを経由した後でインターバンクへと流れます。

つまり、ブローカーが間に入ってトレーダーの注文とカバー先のLPをマッチングさせる仕組みです。

LPはリクイディティプロバイダのことで、海外FX業者と提携している大手金融機関のことを指します。

STP方式の特徴

・手数料がかからない。

・スプレッドが広い。

ECN方式

XMのゼロ口座の手数料を解説!他の口座と徹底比較

ECNとは「Electronic Communications Network」の略で、電子取引所取引を意味します。

電子取引所とは、投資家・大手金融機関・ヘッジファンド等の大量の注文が集まる場所のことです。

ECN方式では、トレーダーの注文はブローカーを一切経由せずにインターバンクへと流れるため、ブローカーを介するSTPに比べ、より透明性の高い取引が可能になります。

 

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STP方式での介入は、システムによる自動処理とされています。

ECN方式の特徴

・高い透明性と、狭いスプレッドがメリット。

・STP方式に比べると取引手数料などのコストがかかる。

 

ゼロ口座の特徴はスプレッドが狭く設定されていることです。

ドル円の場合、スタンダード口座のスプレッドは平均1.6pipsですが、ゼロ口座は平均0.1pipsとなっています。

しかしスプレッドが狭いのはいいことですが、その分取引手数料がかかってしまうのがデメリットです。

 

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ゼロ口座で取引をすると、実際どのくらいの手数料が発生するのでしょうか。

XMゼロ口座の取引手数料

まず取引手数料とは、トレードでエントリーや決済を行う度にかかるコストのことです。

ゼロ口座では、100,000通貨の取引に対して片道5通貨手数料が発生します。

取引手数料はエントリー注文時と決済注文時のそれぞれ1回、5通貨ずつ発生します。

 

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1lot往復につき10通貨発生するということだね。

XMのゼロ口座の手数料を解説!他の口座と徹底比較

ドル円(1ドル=110円)を1lot(10万通貨)取引する場合、往復で10ドル(1,100円)の手数料がかかる。

 

5ドルではなく5通貨と表現した理由は、取引手数料の単位が通貨ペアや銘柄によって違うからです

取引手数料の単位

・取引手数料の単位は通貨ペアやCFD銘柄によって違います。

・FX通貨ペアであれば、その通貨ペアの主軸通貨が取引手数料の単位になります。

例:ドル円の場合、主軸通貨(左側)は米ドル、決済通貨(右側)は日本円です。

XMのゼロ口座の手数料を解説!他の口座と徹底比較

 

通貨ペア別片道1lotあたりの手数料一覧表

通貨ペア1lotあたりの取引手数料
ドル円5ドル
ユーロドル5ユーロ
ポンドドル5ポンド
ドルフラン5ドル
豪ドル米ドル5豪ドル

 

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また、取引プラットフォームにより手数料を引かれるタイミングが異なるので注意です。

手数料が確定するタイミングと手数料を引かれるタイミング

XMの取引プラットホームには「MT4」と「MT5」があり、手数料が確定するタイミングと差し引かれるタイミングが異なります。

MT4MT5
手数料の為替レートが確定するタイミング注文時に往復分(発注と決済)のレートが決まる。注文時と決済時にそれぞれのレートが決まる。
手数料を引かれるタイミング注文時に往復分(発注と決済)の手数料が差し引かれる。注文時と決済時にその都度手数料が差し引かれる。

CFD商品の取引手数料は?

XMではFXのほかに、コモディティ、株式指数、貴金属、エネルギーを取引することも可能です。

ただし、ゼロ口座で取引手数料が発生するのは、FX通貨ペアとゴールド、シルバーのみになります。

FX通貨ペアとゴールド、シルバー以外の商品をゼロ口座で取引する場合は、スプレッドが広くなりますが取引手数料は発生しません。

 

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FX通貨ペアとゴールド、シルバー以外はスタンダード口座と同じ取引条件だね。

XMの計算ツールを使った口座手数料の計算方法

XMの公式サイトには「FX計算ツール」という機能があり、取引手数料などを簡単に計算することができます。

「FX計算ツール」には以下の通貨換算ツールがあります。

FX計算ツールの種類

・リアルタイム通貨換算
・ピップ値計算
・証拠金計算
・スワップ計算
・損益計算

 

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オールインワン計算は必要証拠金・スワップ・ピップ値などを計算できるツールです。

ゼロ口座の取引手数料計算例

ここでは、実際にFX計算ツールを使ってゼロ口座の取引手数料を計算してみましょう。

まずは以下のボタンからXMTradingのFX計算ツールへ移動します。

XMのFX計算ツール

 

FX計算ツールの画面に移動したら、「通貨換算ツール」の「詳細を読む」ボタンをクリックします。

XMのゼロ口座の手数料を解説!他の口座と徹底比較

XMのゼロ口座の手数料を解説!他の口座と徹底比較

換算前】取引する通貨ペアの主軸通貨(左側の通貨)を選択。

USDJPYペアの場合は、左側の「USD」を選択します。

金額】ゼロ口座の手数料は1lot往復につき10通貨のため、取引するlot数×10を入力。

1lotを取引する場合は「10」を入力します。

換算後】口座の基本通貨を選択。

基本通貨が日本円の場合は「JPY」を選択します

 

上記三項目を入力後に「計算する」ボタンをクリックすると、換算された金額が表示されます。

ドル円ペアを1lot取引する場合、計算時のレートで約1,089.60円の手数料が発生することがわかります。

 

手数料をpipで知りたい場合の計算方法

ピップ(pip)とは各通貨の最小単位のことで、1pipあたりの最小値は各通貨によって異なります。

手数料をpipsで知りたい場合、「手数料(pips)=為替レート÷100」で求められます。

 

重要

・ゼロ口座の取引手数料は10主軸通貨/1lot (往復)です。

・XMの主軸通貨は計8種類あり、同じ主軸通貨を持つ通貨ペアの取引手数料は全て同じです。

 

XMゼロ口座主軸通貨ペア別取引手数料 (※2021年9月27日時点のレートで計算)

主軸通貨レート手数料(JPY換算)
AUD80.52805円
CAD87.56875円
CHF119.671,196円
EUR129.741,297円
GBP151.321,513円
NZD77.73777円
SGD81.82818円
USD110.661,106円

 

XMゼロ口座全通貨一覧表

主軸通貨通貨ペア
AUDAUDCAD AUDCHF AUDJPY AUDNZD AUDUSD
CADCADCHF CADJPY
CHFCHFJPY CHFSGD
EUREURAUD EURCAD EURCHF EURDKK EURGBP EURHKD
EURHUF EURJPY EURNOK EURNZD EURPLN EURRUB
EURSEK EURSGD EURTRY EURUSD EURZAR
GBPGBPAUD GBPCAD GBPCHF GBPDKK GBPJPY
GBPNOK GBPNZD GBPSEK GBPSGD GBPUSD
NZDNZDCAD NZDCHF NZDJPY NZDSGD NZDUSD
SGDSGDJPY
USD*1USDCAD USDCHF USDDKK USDHKD USDHUF USDJPY
USDMXN USDNOK USDPLN USDRUB USDSEK USDSGD
USDTRY USDZAR

*1:USDCNH(ドル人民元)はスタンダード口座、マイクロ口座にありますが、ゼロ口座には対応してません

マイクロ・スタンダード口座とゼロ口座の手数料比較

ゼロ口座は手数料がかかるため、一見コストが高そうに思えますが実際はどうなのでしょうか。

 

▼XMゼロ口座&スタンダード口座の実質取引手数料比較表 (※2021年9月27日時点でのレートで計算)

マイクロ・スタンダード口座ゼロ口座
通貨ペア平均スプレッド(pip)10万通貨あたりの
取引コスト
スプレッド(pip)10万通貨あたりの取引コスト(スプレッド+手数料)
AUD/USD1.81,992円0.4442円+805円=1,247円
EUR/GBP2.03,028円0.3454円+1,297円=1,751円
EUR/JPY2.32,300円0.4400円+1,297円=1,697円
EUR/USD1.71,881円0.1110円+1,297円=1,407円
GBP/JPY3.63,600円1.21,200円+1,513円=2,713円
GBP/USD2.22,435円0.3332円+1,513円=1,845円
NZD/USD2.72,986円1.01,106円+777円=1,883円
USD/JPY1.61,600円0.1100円+1,106円=1,206円

 

表からゼロ口座の方が他の口座タイプよりトータルのコストが低くなっていることが分かります。

ドル円での取引コストの違いを見てみましょう。

 

ゼロ口座のドル円トータル取引コスト

・スタンダード・マイクロ口座→平均1.6pips

・ゼロ口座→平均1.2pips(平均スプレッド0.1pips+平均取引手数料1.1pips)

 

最終的な取引コストはスタンダード・マイクロ口座に比べ、ゼロ口座の方が0.4pipsも低くなっています。

キャッシュバックとボーナスを併用した場合の取引コスト

取引にかかるコスト(スプレッド+取引手数料)は、IB業者のキャッシュバックとXMのボーナスを利用することによって、ある程度抑えることができます。

キャッシュバックとボーナスの利用条件やそれぞれの金額を見ていきましょう。

IBキャッシュバックを利用した場合

IB業者(キャッシュバックサイト)から口座を開設すると、取引するごとにキャッシュバックを受け取ることができます。

業界最高の還元率を提供するIB業者を利用した場合、キャッシュバック額は以下のとおりになります。

口座タイプスタンダード口座(STP)
マイクロ口座(STP)
ゼロ口座(ECN)
通常キャッシュバック口座8.5USD4.25USD
オートリベート口座9USD4.5USD

 

ただし、5分以内に決済したポジションについては、キャッシュバックの対象外となるので注意が必要です。

 

IBキャッシュバック、オートリベートについての詳しい情報は、以下の記事を参考にしてください。

XMのボーナスを利用した場合

XM(XMTrading)では、以下の3種類のボーナスを受け取ることができます。

XMのゼロ口座の手数料を解説!他の口座と徹底比較

マイクロ・スタンダード口座ではすべてのボーナスを受け取ることができますが、ゼロ口座で受け取ることができるのは、新規口座開設ボーナスのみです。

また、IB業者のキャッシュバック口座を開設した場合、新規口座開設ボーナスおよび入金ボーナスは対象外になります。

新規口座開設ボーナス(3,000円)


獲得可能:一般のマイクロ・スタンダード・ゼロ口座
獲得不可:キャッシュバックIB口座全種類

 

入金ボーナス(最大50万円)


獲得可能:一般のマイクロ・スタンダード口座
獲得不可:ゼロ口座、キャッシュバックIB口座全種類

 

ロイヤルティプログラム(XMP)

獲得可能:マイクロ・スタンダード口座
獲得不可:ゼロ口座

 

マイクロ・スタンダード口座の場合は、ロイヤリティプログラム(XMP)を利用しコストを抑えることもできます。

ロイヤルティプログラムは、アカウントのステータスによって獲得できるXMPが異なります。

ロイヤルティステータス

XMのゼロ口座の手数料を解説!他の口座と徹底比較

・Executive(初期):10XMP/lot
・Gold(取引日数30日以上):13XMP/lot
・Diamond(取引日数60日以上):16XMP/lot
・Elite(取引日数100日以上):20XMP/lot

 

ロイヤルティプログラム(XMP)はキャッシュバックと併用することができますが、ロイヤリティプログラムで換金したボーナスでの取引はキャッシュバック対象外となるので注意が必要です。

XMPのクレジットボーナスへの換金率は「XMP÷3ドル」になるので、エリートランクで20XMPを受け取ると6.66ドル還元されることになります。

XMP加算後の手数料比較表 (※1米ドル=100円の場合)

通貨ペアマイクロ・スタンダード口座ゼロ口座
10万通貨あたりの
取引コスト
XMP加算後の取引コスト10万通貨あたりの取引コスト
(スプレッド+手数料)
USD/JPY1,700円1,700円−6.6USD(660円)=1,040円100円+1,091円=1,191円

 

ロイヤルティプログラム(XMP)についての詳しい情報は、以下の記事を参考にしてください。

キャッシュバックとボーナス加算後の取引コストを比較

キャッシュバックおよびボーナスを加算した場合、最終的な取引コストは以下のように算出されます。

 

取引コストの計算方法

マイクロ・スタンダード口座→ スプレッド - XMP キャッシュバック

ゼロ口座→ スプレッド + 手数料 キャッシュバック

 

USDJPYで10万通貨の取引をする場合、マイクロ・スタンダード口座とゼロ口座の取引コストを比較してみましょう。

キャッシュバックとボーナス加算後の取引コスト

スプレッド10万通貨あたりの取引手数料XMPキャッシュバックトータルコスト
マイクロ・
スタンダード口座
1.6pips0.66pips0.9pips0.04pips
ゼロ口座0.1pips1.1pips0.45pips0.75pips

 

スプレッドと取引手数料を合わせた取引コストの比較では、ゼロ口座の方が安くなっていましたが、キャッシュバックとボーナス(XMP)を併用するとマイクロ・スタンダード口座の方がお得にります。

ただし、キャッシュバックには5分以内に決済したポジションは対象外というルールがあり、XMPには10分以内に決済したポジションは対象外というルールがあります。

そのためポジションの保有時間によって、最終的にかかる取引コストは変わってくるのです。

ポジション保有時間ごとの取引コスト

ポジションの保有時間5分未満
(キャッシュバック、XMP対象外)
5~10分未満
(XMP対象外)
10分以上
マイクロ・
スタンダード口座
1.6pips0.7pips0.04pips
ゼロ口座1.2pips0.75pips0.75pips

 

上の表からUSDJPYの場合、5分未満で決済するスキャルピングトレードにはゼロ口座の手数料が最も安いということが分かりました。

また、ポジションを長く保有する取引には、マイクロ・スタンダード口座でキャッシュバックとXMPを利用するのがよさそうです。

ただし、通貨ペアが変わればスプレッドも異なるので実質コストが変わります。

また、おさらいになりますが、キャッシュバックとボーナスを利用するには、以下のルールがあることを考慮し、自身のトレードスタイルに合った口座を選びましょう。

注意

・5分以内に決済したポジションはキャッシュバックの対象外

・ボーナスを利用した取引はキャッシュバックの対象外

・ゼロ口座は新規口座開設ボーナスのみ受け取り可(入金ボーナスとXMPは対象外)

・キャッシュバック口座は新規口座開設ボーナスおよび入金ボーナスの対象外

・XMPは10分以上保有したポジションに対し発生する

まとめ

今回はXM(XMTrading)のゼロ口座でかかる手数料について詳しく解説をしました。

マイクロ・スタンダード口座はスプレッドが広く一見損をしているように感じますが、キャッシュバックとボーナスをうまく利用することで取引コストを大きく抑えることができます。

ただし、キャッシュバックやボーナスにはポジションの保有時間にルールがあるため、5分以内で決済するスキャルピングトレードには、やはりゼロ口座が向いていると言えます。

 

スーツの若い男性 アイコンOK

取引コストを抑えるには、キャッシュバックとボーナスの特性をうまく利用することが大切です。